「朝は時間がない」と朝食を抜く方がいらっしゃいますが、朝食を抜くと身体に大きな負担を与えることになります。朝は青汁だけでも飲んでおくと栄養が補給できて腹持ちもいいので、気だるさや空腹を感じることなく午前中を過ごせます。しかし、青汁だけでは補給できない栄養をバナナヨーグルトを加えることでバランス良く補給できるので、1日のスタートに最適です。また、ダイエットや毎日のお通じにも効果を発揮する青汁バナナヨーグルトについて紹介します。おいしい作り方も紹介するので、手軽でおいしく、さらにキレイにもなれる青汁バナナヨーグルトに興味のある方は読んでみてください。
朝に青汁バナナヨーグルトを食べると1日が元気になる
ぐっすり眠ったはずなのに朝から気だるさを感じることはありませんか?これは朝食を抜いている方によくみられる症状です。栄養のある晩御飯を食べて、睡眠もしっかりと取れば朝から元気に過ごせると思っている方がいらっしゃいますが、実はそうではありません。睡眠は脳や身体を休める時間ではありますが、その間もエネルギーの消費は続いています。朝起きたときは脳も身体も疲れは取れていますが、エネルギーがない状態といえます。この状態で頭や身体を動かそうと思ってもエネルギー不足で動かず、気だるさを覚えることになるのです。
朝は食欲がないし何を食べたら良いのかもわからない方におススメなのが青汁バナナヨーグルトです。
青汁には緑色野菜の豊富なビタミンやミネラルが含まれていて、健やかな生活を送るのに欠かせない栄養素が含まれています。バナナやヨーグルトにもビタミンやミネラルが含まれていますし、何より青汁にはないたんぱく質が含まれています。たんぱく質は身体が健康に働くための基本となる栄養素ですので、朝にしっかりと補給しておきたい栄養素です。青汁バナナヨーグルトを食べれば、最低限必要な栄養をしっかりと摂ることができるので、元気良くスタートを切ることができます。
青汁と聞くと飲みにくそうなイメージがありますが、バナナとヨーグルトを混ぜることで甘味と酸味が加わって青汁独特の苦みやニオイが気にならなくなります。また、青汁は改良が進んで抹茶のような風味のものもありますので、加えることでおいしくなることもあります。青汁バナナヨーグルトは簡単に作れるので、1日の始まりにいかがでしょうか?
青汁バナナヨーグルトで思い通りの美容を手に入れる
ダイエットが期待できる
「カロリー制限をしっかりとしているのに思うように痩せない」そんなお悩みの方も青汁バナナヨーグルトがおススメです。朝食を食べない理由の1つにダイエットと答える方もいらっしゃるかと思いますが、それは逆効果になる場合があります。食べる量を減らすと摂取カロリーが減るのでダイエットに直結しそうですが、朝食を抜くことで代謝が悪くなって痩せにくい身体になっている可能性があります。
朝食などの食事を抜いて摂取する栄養を減らすと余分な脂肪が燃焼されて体重の減少につながると考えがちですが、実は食べる量を減らすと便秘になって太りやすい身体になってしまいます。食べる量が減ると腸の内容量も減って蠕動運動が鈍化します。腸内の動きが悪くなるので老廃物は排出されずに体内に残り、それが腐敗して毒素を発するようになります。腸内で発せられた有毒ガスは血液を通って身体中に流れていき、身体の内臓や細胞などの機能の低下を招きます。さらに、不要な成分を含んだ血液はドロドロしているので血行不良となり、栄養や酸素が身体にスムーズに供給できなくなるので代謝を悪くする原因となります。すると基礎代謝が低くなって痩せにくい身体になってしまいます。
朝に青汁バナナヨーグルトを食べると便秘から始まる悪循環を断って、痩せやすい身体へ変えることができます。
青汁に含まれている食物繊維は水分を含むと膨張する性質があるので、腸内で膨張して蠕動運動を活発化させます。さらにデトックス効果があるので、腸内に溜まった老廃物を吸着させて排出します。この一連の働きで腸内は浄化されてキレイになります。
ヨーグルトには乳酸菌が含まれていて、腸内環境を良くする働きがあります。乳酸菌は腸内の善玉菌を増やして腸の働きを活発化する働きがあるので、便秘の改善・予防に効果的です。腸内環境が良くなることで栄養の吸収率が良くなるので、身体の機能が上昇して1日に消費されるカロリーが増えて痩せやすい身体に変わります。また、酸に強いガセリ菌が腸まで届き、コレステロールを減らして、内臓脂肪を低下させる効果もあります。さらにヨーグルトは脂肪・たんぱく質・糖質の代謝に関わるビタミンB2を含んでいるので、朝のエネルギー不足を解消してくれます。特に脂肪の代謝に重要な働きがあるので、ダイエット効果が高いといえます。
バナナにはたんぱく質が豊富に含まれているので青汁バナナヨーグルトを食べることで朝食代わりにすることができます。加えて、バナナにも食物繊維が豊富に含まれているので腸内環境の改善に効果的です。
ちなみに、食物繊維は消化されない成分で、ずっと胃腸にとどまって腹持ちが良いことから置き換えダイエットにも最適です。
ダイエットしながら美肌も目指せる
朝食を抜いている方に多い症状は朝から気だるさを感じるだけでなく、肌荒れやハリやツヤがなくなってきたなどの肌トラブルがあります。肌トラブルは肌表面の問題もありますが、内部の問題によっても起こります。例えば、腸内環境が悪化して老廃物が溜まると腸内は有害物質で充満します。それらが血液に乗って全身に流れることで、ニキビや吹き出物として現われます。また、老廃物が腸内に溜まっていると効率的な栄養吸収ができず、身体の機能が低下します。肌の場合はターンオーバーがスムーズにできないので、シミやそばかす、肌荒れの原因となります。
青汁バナナヨーグルトを食べると食物繊維の効果で腸内環境を整えられるので、内部からキレイにして肌荒れを防げます。
また、ビタミンB2という皮膚や粘膜の修復を行う栄養素が含まれているので肌荒れを未然に防げる上に、ターンオーバーの正常化も促すので常に新しく元気な細胞に生まれ変わり、肌環境を守ります。また、ビタミンB2はコラーゲンの生成を高める効果があるので、保湿力を高めて肌のキメを整えます。みずみずしい肌は若々しさを保つのに欠かせないポイントでアンチエイジングとしての効果もあるといえます。
青汁バナナヨーグルトで病気にならない身体も作れる
バナナやヨーグルトに免疫を高める効果はないと思いがちですが、青汁と同様に整腸作用のある食品なので高い免疫を向上させる効果を秘めています。
身体にある免疫細胞の内、約7割が集中しているのが腸ですので、腸内環境が整えば免疫細胞が活性化して免疫力をアップさせることになります。免疫力の向上は病気になるリスクを下げるだけでなく、花粉症やぜんそくなどのアレルギー症状を予防することにもなります。アレルギー症状が気になる方も青汁バナナヨーグルトを始めてみてはいかがでしょうか。
また、青汁にもバナナにもヨーグルトにもビタミンAやビタミンC、ビタミンEなどの免疫力を高める成分が豊富に含まれているので、腸内環境を整えるだけでなく、ビタミンの効果でも免疫機能の働きをサポートします。
青汁バナナヨーグルトの作り方
「食べる」青汁バナナヨーグルト
材料:青汁1包(3g)、バナナ1本、プレーンヨーグルト150ml
プレーンヨーグルトに青汁を入れて混ぜ、その上にスライスしたバナナをトッピングすれば完成です。
作り方はシンプルなので、前日の夜に作っておけば翌朝簡単に食べることができます。ヨーグルトとバナナを加えることで青汁の苦みが気にならなくなりますが、もし気になるときはオリゴ糖やはちみつを加えればベストです。甘味を加える場合は砂糖は控えるようにしてください。砂糖をエネルギーに代謝するときにビタミンB2が消費されます。せっかく青汁バナナヨーグルトでビタミンB2を補給しても砂糖で消費されては無駄になります。
「飲む」青汁バナナヨーグルトジュース
材料:青汁1包(3g)、バナナ1本、プレーンヨーグルト100ml、牛乳100ml
ヨーグルトに牛乳を加えることでラッシーにしています。すべての材料をミキサーに入れて数秒かき混ぜれば完成です。スムージーにしたければ氷を1つ入れてかき混ぜてください。「食べる」青汁バナナヨーグルトと比べると牛乳が加わっている分まろやかな味わいになります。しかし、どちらもバナナの甘味が青汁の飲みにくさを打ち消してグイグイと飲むことができます。こちらも事前に準備をしておけば数秒で飲むことができます。
どちらも忙しい朝に最適のレシピです。時間は取りませんが、栄養はしっかりと摂ることができます。青汁バナナヨーグルトは続けて飲むことで健康にも美容にもダイエットにも効果を発揮しますので、しっかりと朝の定番を定着させてください。
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