栄養素がそのまま摂れるフリーズドライタイプの青汁

青汁で効率よく栄養を補給しようと思うと、冷凍タイプをじっくりと時間をかけて解凍するか、生の野菜を自分で搾って飲むかのどちらかと思っていませんか?どちらも熱をかけることなく青汁を作れるので野菜の栄養素をそのまま補給できますが、手間であったり、緑色野菜の青臭さが残っていたりして青汁を続けるには大きな障害があります。しかし、フリーズドライタイプの青汁なら栄養価はしっかりとキープされたままで、手間なく青臭さもない青汁を飲めます。栄養価の高い青汁を栄養そのままに、簡単でおいしく飲める青汁を探している方はフリーズドライタイプの青汁を試してみてください。この記事ではフリーズドライタイプの青汁について説明します。

フリーズドライタイプの青汁とは

フリーズドライタイプの青汁は言葉の通り、フリーズ(凍る)してからドライ(乾燥)させる製法の青汁です。具体的に説明すると、生の野菜を一度急速で冷凍します。その後、真空状態にして水分を飛ばし乾燥させます。乾燥させたものを固形状にしたり顆粒にしたりして形を決めます。この製造過程で加熱を一切行わないので、生野菜の栄養をほとんど失うことなく製品化することができます。冷凍タイプや生搾りタイプ、粉末タイプの良いところを集めたような製品です。メリットが大きいため、最近はどんどん注目を集めているタイプです。

フリーズドライタイプのメリット

栄養価が高く楽に飲める

栄養価が残る仕組み

青汁を選ぶとき、栄養価の高さを優先している方の多くは冷凍タイプの青汁を選んでいる方が多いのではないでしょうか。冷凍タイプもフリーズドライタイプと同様に生の野菜を搾って得た搾り汁を急速で冷凍します。製造過程で熱を使わないため、生の野菜が持っている栄養素をそのまま補給できます。
熱を与えたり長時間空気にさらすと熱や空気に弱いビタミンや酵素が破壊されたり酸化したりして本来の働きができなくなります。例えば、ビタミンCは抗酸化作用で細胞が劣化するのを防いだり、ストレスに抵抗するホルモンを作るのに使われたりして身体を守っています。また、酵素も身体の中で消化や代謝を行って身体を守っています。しかし、青汁の製造過程で熱や空気に触れると、本来持っている栄養価は失われ青汁として飲むときにはほとんどが失われています。
フリーズドライタイプの青汁は栄養素の減少を防ぐために熱を使わず、さらに空気にできる限り触れないように瞬間的に冷凍する製法が使われています。この方法により製造過程で失われる栄養価を最小限に抑えています。

青汁を飲むときも手間いらず

冷凍タイプの青汁は野菜の栄養をほとんど失うことなく飲むことができる大きなメリットがあります。一方で、飲むのには解凍しなければならず、かなりの手間と時間がかかるデメリットがあります。この手間が冷凍タイプの大きなネックとなり、青汁の習慣が続かない方がいらっしゃいます。しかし、フリーズドライタイプの青汁なら冷凍タイプと栄養価は同水準ですが、水や牛乳を入れてかき混ぜるだけで飲むことができます。これなら青汁を続けることが容易になりますので、冷凍タイプで挫折した方はフリーズドライタイプでもう一度青汁を飲んでみてください。

持ち運びがしやすい

青汁を飲む目的は人によって様々ですが、目的によっては食前に青汁を飲みたいという方もいらっしゃいます。昼食の前に飲もうと思ってもフリーズドライタイプなら可能です。フリーズドライタイプの青汁は粉末タイプと同じく個包装になっているものが多いので、職場にもっていくのも容易です。しかし、冷凍タイプではそうはいかず、持ち運びができません。栄養価の高さで冷凍タイプを選んでいる方は、昼食前の青汁は飲めない方がいらっしゃるのではないでしょうか。フリーズドライタイプならいつどこででも持ち運べて飲めます。
また、フリーズドライタイプは保存も容易です。どこに置いておいても劣化の心配はありません。かばんの中に入れていても良いですし、テーブルの上に置いていても構いません。開封しなければ長い間鮮度が保てます。そして飲みたいときに封を切って飲めば良いのです。不便なところがないのも魅力的な部分です。

フリーズドライタイプのデメリット

価格が少々高いのが難点

フリーズドライタイプは栄養価が高いまま製品化されていて、水を注ぐだけで飲めて手間いらず。さらに持ち運びも容易で保存もしやすいですが、一点難点があります。それは加熱しない最新の技術を使って鮮度を守るため、製造に費用がかかることです。粉末や冷凍、錠剤など青汁には種類が様々ある中で、フリーズドライタイプはどうしても価格が他より高くなります。
また、フリーズドライタイプは粉末と同じく、粉状にしているので抹茶や甘味を加えて飲みやすくすることができます。しかし、冷凍した青汁を乾燥させて粉末化しているため、食物繊維が残りのど越しが悪い点も挙げられます。

栄養価と飲みやすさで選ぶならフリーズドライタイプ

青汁には様々なタイプの青汁がありますが、万能な青汁はありません。しかし、フリーズドライタイプは冷凍タイプができなかった栄養価の維持と手間のかからない手軽さを実現しました。また、どこでも飲める点も青汁を飲みやすくしました。少々値段が高くなりますが、フリーズドライタイプは続けやすい青汁といえます。青汁で健康になるには青汁の栄養価と飲み続けられる継続性が大切ですので、フリーズドライタイプは誰にでもおススメできる青汁です。