口臭予防と聞いて何を思い浮かべますか。歯磨きをする、ガムを食べる、口臭スプレーをかける、様々な対処法があります。しかし、いずれも根本的な対策になっていないことが多数です。その理由は、口臭には寝起きなど口が渇いているときに起こるものと腸の機能が低下して起こるものと2種類あり、口臭を気にしている方は後者の方が多いためです。青汁にはその悩みを解決する効果があります。一時的な対策ではなく根本的に解決できる理由を紹介していきます。
口臭の対策には青汁が一番
腸の機能が低下すると便秘になって、余分な老廃物や有害物質が腸に残ったままになってしまいます。腐敗した炭水化物やたんぱく質の便は発酵してガスを発生させて腸に充満していきます。そのまま腸内にとどまったガスはおならとして出ていきますが、残ったものは血液を通って身体をめぐり、口臭や体臭となって外へ出ていきます。口臭や体臭の原因は口の中ではなく便秘によって溜まったガスにあります。口臭対策を考えるのなら、オーラルケア以外にも腸内環境を整えることを考えてください。
腸内を整えて口臭の原因を根本から解決するには青汁が大変役に立ちます。青汁には腸の排泄機能を改善し老廃物を絡めとる成分が豊富に含まれていて、毒素を出す悪玉菌を減らして善玉菌を増やす機能があります。腸内環境の改善とともに、口内のウイルスを殺菌する成分が含まれている青汁もあるので、口臭対策には青汁が最適といえます。
腸内環境を整える「食物繊維」と「クロロフィル」
食物繊維
青汁には食物繊維が豊富に含まれています。
食物繊維は身体に有害な物質に吸着して排出する働きがありますし、ビフィズス菌や善玉菌を生み出して腸内環境を整える作用があります。腸内の環境整備をするだけではなく、腸内で水分を吸収して膨らみ排便を促す効果もあります。便秘の改善に役立つので、口臭の改善につながります。
クロロフィル
青汁に含まれるクロロフィルは身体にとって様々な効果がありますが、臭い対策における効果としては「デトックス効果」と「口臭予防」があります。デトックス効果とは腸内に溜まった老廃物や有害物質を絡めとって排泄する働きのことです。腸内を浄化することによって悪いガスの発生を抑えます。さらに、クロロフィルには消臭殺菌する効果もありますので、臭いのもとを消すだけでなく、発生したガスも消臭する働きがあります。
口内の細菌を殺菌する「カテキン」
最後に、口の中の細菌で口臭を発している方にも青汁は効果があることをお知らせします。口臭の多くは上記で説明した通り腸内環境が原因ですが、口内の細菌によって口臭を発している場合は青汁では効果が期待できないのかというと、そんなことはありません。
カテキンが含まれている青汁で口臭を防げます。カテキンは血中の脂質を減少させる効果が有名で様々な健康飲料も売られていますが、殺菌作用があり口内で増殖した細菌を死滅して清潔にしてくれます。
カテキンが含まれている青汁を飲むことで歯周病や虫歯も防ぐ効果がありますので、口臭対策だけではなく虫歯予防に青汁を飲んでみてもいいですね。