青汁は栄養が偏りがちな現代社会になくてはならない健康食品となりました。外食やコンビニ弁当を利用する方は多く、野菜不足が気になっている方は多いのではないでしょうか。栄養バランスが乱れると健康を維持することができなくなり、身体を壊す原因になります。また、栄養が偏ると肥満の原因にもなります。青汁を飲めば乱れた栄養バランスを 整えることができ、健康的な生活やダイエットのサポートになります。この記事では青汁が発揮する健康・ダイエットへの効果やその他の影響を紹介していきます。
青汁で期待できる健康への効果
青汁を飲む目的がダイエットであれ美容であれ、青汁にはビタミンやミネラル、食物繊維が豊富に含まれていてバランスも良いことから、健康を維持するのに大きな助けとなります。
食物繊維で身体の土台が整えられる
腸内環境の良し悪しはそのまま健康に直結します。例えば、腸内環境が乱れていると便が水っぽく下痢になります。下痢になると食事から摂取したものが腸内をサッと通りすぎるので、必要な栄養を吸収することができません。逆に硬い便で便秘になると、腸内で便が腐敗して有害物質となります。有害物質が腸内や血管を傷つけ大腸がんなどのリスクを高めます。また、有害化した便がアンモニアなどのガスを発します。そのガスが血液を通って全身に渡り体臭や肌荒れの原因になったり身体の機能を低下させたり するなどの悪影響を与えます。
青汁に豊富に含まれている食物繊維は健康に欠かせない腸内環境を整えるのと同時に排便のペースを整えます。栄養の補給をスムーズにし、身体に毒素が溜まらないようにもしてくれます。
高栄養で健康をサポート
青汁はもともと効率的な栄養補給を目的に作られた栄養食品ですので、なんといっても栄養価が高いことが特徴です。外食やコンビニ弁当の多い方はビタミンやミネラルが偏りがちで、野菜が嫌いな子供はビタミンやミネラルが不足気味になります。青汁を飲めば1日分の栄養を補給できるとまではいきませんが、バランス良く栄養素を補給する助けになります。
青汁に含まれるビタミンB2やC、Eには免疫を高めてくれる作用があるので、風邪をひきにくくしたりアレルギーを予防したりする効果があります。また、抗酸化作用がありますので、がんや動脈硬化、脳卒中などの生活習慣病の予防に効果があります。
青汁でダイエットができる理由
ダイエットといえば厳しい食事制限や運動でカロリーを制限するイメージがありますが、青汁を飲めばストレスなくダイエット効果が期待できます。先ほど食物繊維は腸内環境を整えると紹介しましたが、腸内に溜まった老廃物を体外へ排泄することで身体が本来持っている機能を取り戻すことができます。それがダイエットの基礎を作ります。
腸の機能が回復すると、代謝がアップ
青汁に含まれる食物繊維によって腸内環境が良くなると、食事から得た栄養素の必要な分を欠かさず効率的に摂取することができます。腸内環境が悪い時は排泄されていたビタミンB群などの代謝に関わる栄養素を吸収できるようになるので、エネルギー消費がスムーズに進みます。新陳代謝がアップすることで、1日の消費カロリーが上昇して痩せやすい身体に自然と変わります。
食物繊維の特性で、摂取カロリーが自然と減少
食物繊維の特長は腸内環境を整えるだけでなく、水分を吸収して膨張することもあげられます。青汁を飲んで食物繊維が消化器で膨張することで、満腹中枢が刺激されて食べる量を自然と減らすことができます。ストレスを感じることなく摂取するカロリーを減らすことができるので、ダイエットに負担を感じることなく効果を実感できます。
また、青汁の食物繊維はコレステロール値の上昇を抑える作用があることから動脈硬化などに心配がある方におススメできます。食事制限をしている糖尿病の方にも食事の量を減らせるのでおススメできます。
他にもある青汁の効果
青汁は健康やダイエット効果以外にも様々な効果がありますので紹介していきます。
美容
青汁の栄養素が持つ抗酸化作用は老化の原因となる活性酸素を除去する働きがあるので、ターンオーバーが正常に行われるようになります。シミやそばかす、ニキビなどの肌トラブルを未然に防げるだけでなく、血管の機能を高めてハリやツヤのある肌へと変えてくれます。また、スムーズに栄養補給ができる身体になることで、全身に供給される栄養も増えて内臓の機能が上昇すると皮膚や爪、髪の毛がキレイな状態に戻ります。
ストレス
ケールの青汁 は「メラトニン」という栄養素が含まれています。メラトニンは眠りに誘うホルモンで、質の高い眠りに欠かせない栄養素です。自律神経を整えたりストレスの緩和に作用したりして神経を正常に保ちます。神経を整える効果は質の良い眠りを促し、ストレスや疲れを除去する働きもあります。ストレス社会で身体を壊す方がいらっしゃいますが、青汁を飲めば、眠りと自律神経に作用して慢性的なストレスの緩和に期待できます。
眼精疲労を和らげる
目に良い食べ物といえばブルーベリーが有名ですが、青汁にも眼精疲労を和らげて目の負担を軽減する作用があります。青汁に含まれている「ルテイン」という成分は主にケールやほうれん草などの野菜に含まれていて、抗酸化作用があるので水晶体などの眼球の酸化を防いで黄斑変性症や白内障の予防に効果があります。ルテインの効果を期待する方はケールの青汁を飲むようにしてください。