「青汁をどのように飲むのがいいのか」や「青汁をどのタイミングで飲むのがベストなのか」など青汁に関する議論は尽きません。少しでもいいと思える飲み方で飲もうと神経質になっている方もいらっしゃいますが、この記事では早朝に青汁を飲んだ場合の効果やメリットについて説明していきます。
朝は一番栄養素の吸収率が高い
朝起きたときの身体は蓄えられていたエネルギーを使い切っている状態なので、青汁などの栄養素が身体に入ってくるとスムーズに栄養素を吸収してくれます。まだ十分に動いていない身体に初めに入ってくる栄養素はすごく大切で、栄養価が高ければ高いほど効率的に吸収できます。栄養素にはビタミン群やミネラル、食物繊維など種類が多ければなお良しです。
ダイエットにも効果的
吸収率が高いことはダイエットの観点から見ても重要といえます。
よく実践されるダイエット法は食事の量を抜くというものです。その中で朝食を抜く方が比較的多くいらっしゃいますが、実は逆効果です。朝に栄養をしっかりと吸収しないと、身体は1日の消費エネルギーをセーブしようとします。その結果として脂肪が燃焼されずに痩せにくい身体になっていきます。
もし心当たりのある方は青汁を早朝に飲むようにしてください。青汁はヘルシーでカロリーが低い上に、栄養価が高いので十分な栄養を摂取することができます。朝に時間がない方でも青汁なら時間を取らずに飲むだけですので、青汁だけでも飲む習慣をつけることをおすすめします。こちらにはダイエット向きの青汁製品が紹介されています。青汁といっても原材料によって期待できる効果が違ってきますので、ダイエット目的の方はダイエットに特化した青汁を選びましょう。
生活習慣病にも効果的
生活習慣病の中でも糖尿病の方なら朝食の前に青汁を飲めば、血糖値の上昇を抑えることができます。朝は身体が栄養を吸収しようと働きだしますので、急にものを食べると血糖が急上昇します。しかし青汁なら栄養素をしっかりと補給しつつ糖分を抑えることができるので、安心して朝一番の栄養補給ができます。青汁の食物繊維が満腹中枢を刺激してくれるので、苦労することなく食べる量も減らすこともできます。さらに、朝は寝てから起きるまでずっと水分を摂っていないため血液が一番ドロドロの状態です。もし、脳梗塞や心筋梗塞を発症する危険がある方でも、水分補給と同時に朝一番の栄養補給をスムーズに行うことができます。
便秘の改善も早朝が一番期待できる
朝は栄養素の吸収がスムーズであると説明しましたが、実は青汁を飲むことで便秘にもよい影響を与えます。青汁に豊富に含まれている食物繊維は便秘解消してくれることで有名ですが、朝に青汁を飲むことによって食物繊維もすぐに吸収されていきます。そうすると食物繊維が腸に作用して、自然な形で排便を促してくれます。
青汁を飲むときの注意点
朝に飲む場合、冷たい牛乳に混ぜて飲みたいと考える方もいらっしゃると思いますが、冷たいものを急に飲むと胃に大きな負担がかかってしまい腹痛を起こすこともあります。反対に、ホットにも注意が必要です。あまり熱いお湯で入れてしまうとビタミンなど熱に弱い栄養素が破壊されてしまいます。青汁を飲むときは常温、もしくは約40度の温度で飲むようにしてください。そうすれば青汁の力ですっきりとした１日のスタートが切れることでしょう。